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問われる価値観。

どうも、スタッフPです。

数ヶ月前に、上映された『12人の死にたい子どもたち』を見ました。

私は、週末になると気晴らしで、映画を見に行くのですが、上記の映画の感想を書きあぐねていたら、上映期間が終わってしまいました。(※以後ネタバレを含む内容はありません。)

まず、タイトルのインパクトがありすぎるので、話題になりましたね。

カメラワークや雰囲気がホラー映画ですが、全体を通して見るとミステリー色が強いです。

そして、内容(テーマ)がすごく重いです。

人の「死」に対する価値観を問われ、若い世代が故の苦悩だったり、単に死が身近でないからこそ、逃避の手段として死を選んだり、あるいは事故や病気といった理不尽な現実をどう処理して良いか分からず、結果死ぬことで、気持ちが楽になるという考え方をもっていたり。

劇中では他にも様々な価値観の登場人物がそれぞれの思いを持って、12人で集団自殺しようとします。

しかし、13人目の謎の死によって、物語が大きく変化していきます。

劇中でも多々見受けられる心情の変化で、若者らしさの表現がよりでている気します。

状況の変化や、誰かの些細な発言で意思が揺らいだり、他の人の行動を見て自分はどうかと考えたり

もちろん一貫して信念を変えない人物もいて、だからこそ余計に、死への価値観が問われる作品になっていました。

もちろん、正解はありませんが、この作品を見ていれば、死に対して違った考え方も出来ると思います。

年齢や性別問わず、すべての人に、自らの道徳心を養ってもらいたいです。

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