こんにちは、スタッフkです。
今日は私の個人的な話をだらだらと書いてみようと思うので、お時間のある方はお付き合いください。
先月もちょっと触れましたが、我が家は20年以上前に「墓じまい」を行いました。
祖父母がまだ元気だった頃で、私はよく意味もわからずその場に立ち会いました。
k家のお墓は比較的家からも近く、当面継承者の心配もありません。
なので、一般的に取り上げられている事情とはちょっと異なるのかもしれませんね。
k家のお墓は都会の墓地のように整備が行き届いておらず、田舎特有の足場の悪い、道とは思えないような
道を登った先にあるため、ある程度の年齢になるとお墓参りが難しくなることと、災害等で何かあった時に
周りに迷惑をかけないように、という理由から祖父母が決めたようです。
私は子どもの頃から毎月お墓参りに行っていました、というより連れて行かれてたという表現が当てはまる
感じですが(苦笑)。
墓じまいした後の遺骨は同じ敷地内の納骨堂に改葬したので、毎月のお墓参りは場所が変わっただけって感覚でした。
そんな感じだったので、実家を離れた今でも出来る限りお墓参りに行こうって自然と思ってしまいます。
ここ数年ふとした瞬間に祖父母のことを想い出すことが増えてきました。
最近思うことは、「お墓参りに行く」とか、「仏壇に手を合わせる」ことも大切ですが、一番大切なのは亡くなった
後も「故人の事を大切に想い」「忘れずにいること」かな、と。
文章で表現するとこんな綺麗な言葉になってしまいますが、実際はもっともっと単純な考え?なんですが(笑)。
お墓のある・なしや、遺骨のある・なしよりもっと大切なこともあるのでは?と思ったりするのは、子どもの頃から
お盆には「おかえりなさ~い」と言いながら迎え火を炊き、「また来年~」と言いながら送り火でお見送りをしてい
たせいか、ご先祖様はいつも遠いところから見守ってくれていると思っていた感覚が今でも残っているのかもしれません。
あくまで私の個人的な考えなのでいろいろなご意見もあるかと思いますが、今の私はふとした瞬間に祖父母を想い出し、
その瞬間自分がちょっと笑顔になれればそれでいいかなって思ってます。
だらだらと取り留めのない、且つ個人的な話をしてしまいました・・・。
これを読んで、ちょっとでも大切な故人の方を思い浮かべていただけるきっかけとなれば嬉しいです。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました~。
一般社団法人 日本葬送倫理協会
KIZUNAプロジェクト (海洋散骨)
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