みなさん、こんにちは!
今朝、X(旧Twitter)を見ていると関東に住んでいる友人が
「富士山に帽子をかぶったような雲がかかっていた」と投稿していたので調べてみると、
富士山に発生する雲の中でも代表的な『笠雲』が発生していたそうなんです。
今朝は、日本付近に接近している前線の前面で湿った強い風が吹いていたため、
山頂付近に覆いかぶさるように笠雲が見られたと考えられるそうです。
上空の風が強い・湿った空気が存在するという気象条件の時に発生しやすくなるんですって。
富士山にかかる雲は、古来より観天望気(雲や風など大気の状態を観測し天気を予測する事)のよい指標になってきたので、
「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」と言われるほど、雲と天候が関係しているそうなんです。
九州に住んでいると富士山を見る機会がほとんどありませんが、
関東方面へ出かける際は、いつもと違った富士山が見えないか確認してみようと思います。
←笠雲のイメージ